やりたいことがわからず、
時間が空くと不安や虚しさがある。
こんなお悩み相談が増えました。
重い憂鬱を抱えるわけではなく
淡々と虚しくて生きづらい感じです。
うつ病のような診断がなく、
でも仕事も家事もどうしてもしたくない。
気晴らしを勧められても
そもそも楽しみがない。
心療内科や精神科にいくと
おおげさな気がするし、
サボっているようなレッテルを貼られる。
こうした理不尽さに対して、
「頑張らないと!」
と自分からも周囲からも発破をかけられ、
我慢の限界がきています。
でも、甘えられない。
社会的にもうまくいっているように見えて、
なぜか生きている意味がわからない、
この心理の正体は
「NO!が言えなかった子供時代」
にあると私は見ています。
そこで今回は
やりたいことがわからない(何がしたいのかわからない)人の心理と
子供時代の関係、そしてやりたいことの見つけ方についてお伝えします。
やりたいことがわからない原因は「NO!」が言えなかった子供時代
やりたいことを思い浮かべるのなんて
自分のことだからカンタンでしょ?
と言えるのは主体性を持てる人たち。
幼い頃から自分よりも親の顔を
立ててきた人は、
自分の意思で何かを決める気持ちを
とっくに折られています。
そんな状態で
「あなたは何がしたいの?」
と聞かれても困るのは当たり前。
カウンセリング中でも、
「どんなふうになりたいですか?」
と聞いてみても、
「実は何も浮かばなくて…。」
と戸惑う方もいらっしゃいます。
そんな人たちでも、
3歳ぐらいにはイヤイヤ期があって、
ちゃんと嫌なことは拒否できたはず。
ただ、育っていくにつれて
習い事や学校の人間関係、
親からの大きな期待など、
周囲を気遣って生きざるを得なかった。
※周りの期待に合わせていい子でいてしまう心理は、【AC・HSP・愛着障害】いい子ぶってしまう「いい子症候群」の心理と克服でも書いています。
この無意識の我慢が、
こころをずっと圧迫しています。
そんな状態で、
一生こころが耐えてくれるわけもなく、
大人になって突然、
「生きている意味が分からない。」
「何も楽しいことがない。」
といった、漠然とした虚しさに
襲われてしまうのです。
このきっかけは多くの場合、
就職、転職、昇進、出産など、
ライフスタイルの変化。
もしくは
上司との不仲、後輩ができたなどの、
他の人も経験する小さな出来事です。
誰でも経験するような出来事なのに、
通常の負担以上に心が折れるという形で
現れてきます。
だからこそ、
甘えだとか能力が低いだとか
周囲から言われてしまい、
本人もまた、自分を責めてしまいます。
突然の無気力を抑えようとすると、悪循環になる
誰だっていきなり無気力になったら驚きます。
「なんで自分はこうなんだ。」
とガッカリもするし、
できない自分にイライラもするでしょう。
だから無理やり抑えようとしてしまう。
そうすると、子供の頃に我慢した心は
もっと強力に悲鳴をあげて
こころの次は身体にサインを出します。
頭痛やだるさ、涙が止まらないなど、
心と体の両方に疲れが出てきます。
本当は真の自分と向き合う時期なのに
そうはできずにもっと急き立てる。
この悪循環で泥沼のまま
時間だけが過ぎていく人を
たくさん見てきました。
やりたいことの見つけ方①心地よかったことを記録する
自分で感じて考えることができないとき
まずは心地よく思ったことを
記録することから始めます。
朝起きて日光が気持ちよかった。
これだけでもオッケーです。
「こんなことで治るわけがない。」
と思う心は、
まさにあなたを抑えてきた大人の心。
こどものころは晴れているだけで
おおはしゃぎをして、
虫が飛んだら指さして興味を示したはず。
自然と湧き上がった心地よさを、
無意識に置いておかずに
記録することで
少しずつ凍り付いた主体性が
蘇ってくるのです。
これはジャーナリングといって、
自分との対話を見つける
テクニックでもあります。
続けた人だけがわかる、
自分との深い対話のご褒美には、
必ずあなたが無理せずにできる
楽しいことが詰まっています。
週に一度でもいいんです。
とりあえずやってみることから、
大きな変化へと繋がります!
やりたいことの見つけ方②思いついたら10分以内に行動する
自分と対話をしながら
本音ややりたいことがわかってきたら、
ようやく先のことを考えられます。
ふとした思い付きを大事に、
すぐに行動に移してみてください。
これが心の燃料補給になります。
たとえば「ブログでも書いてみるか。」
と思い立った時、
あなたの頭の中では
「どうせ1円にもならないでしょ。」
という考えがでてくるでしょう。
そしてネット検索をしては、
ブログなんて稼げない、やるだけムダ、
もしくは10万円でライティングを教えます、
みたいな記事を見てゲンナリ。
これらは全部、
こころではなく「頭」が反応した結果です。
頭はこれまでの我慢の結晶ですから、
どうあっても心のヒラメキを
押さえる方向へと動きます。
こうした動きに負けないためにも、
ふと思いついたことを
10分以内に行動へ移すように
意識してみてくださいね。
散歩や読書、
買い物などささいなことでも
十分に効果があります。
※私自身が、やりたいように生きられるようになるまでの話は、やりたいように生きるため「まっとうな人生」を頑張った12年間に書きました。
燃料補給が自己肯定感を上げる
やりたいことをやってもいい!
という気持ちが強くなると、
今まで我慢していた本当の気持ちが
たびたび頭に浮かびます。
相談者の方も、
カウンセリングが進むにつれて
「アイデアが湧き過ぎて戸惑っています。」
という方がほとんど。
皆さん目をキラキラさせて
語り始めます。
我慢してきた心を、守る・癒す・育てるの3ステップで取り戻していく流れは、こちらの記事でくわしく書きました。
→ アダルトチルドレンの克服・治し方|守る・癒す・育てる3ステップ
「書いてみたけれど、やっぱり何も浮かばない」
そう感じる方は、まずメールで受け取るところから始めてみてください。
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動画とメールで、カウンセリングの中で実際にしていることを
少しずつお試しいただけます。
「やりたい」が浮かばない今のあなたも、そのままで大丈夫です。



