人間関係をリセットした自己嫌悪を和らげたい人へ

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他人に気を使い過ぎて、

重荷になったとたん人間関係をリセット。

 

 

本音をおさえてしまう方にありがちな、

本人も周りもとてもつらい行動で、

表面上は「裏切者」のように悪者にされてしまいます。

 

 

たとえばこんなことやってしまいませんか?

 

  • ラインを突然ブロック&削除
  • 何もかも嫌になって引っ越し
  • 酔った自分を見せた人に会いたくない
  • 頼まれごとを引き受けるうちにエスカレート&爆発
  • 傷つくからかい、イジリに笑顔で対応して疲れた

 

実は私もその一人。

上にあげた行為をすべてやったことがあります。

 

 

その後、

自分の心理と行為について徹底して学び、

今は好きな人とだけ関わることで、

そもそもリセットがいらない人間関係を築くことができました。

 

 

今回は人間関係をリセットしてしまった心の傷を和らげ、

これから好きな人間関係を築ける心の持ち方をお伝えします。

 

 

人間関係をリセットした後、本人が一番つらい

人間関係をリセットしてしまった人は、

罪悪感と会いたくない気持ちが戦い続け、

自己嫌悪と人嫌いが加速。

 

 

おまけにネット上では

人間関係リセット症候群」などと、

まるで病気のように扱われて、

ますます自己嫌悪が加速してしまいます。

 

 

周囲に相談しても、

「リセットした君が悪い。」

という態度をとられてしまい、

結局は一人で自分と戦い続けてしまう。

 

 

こうして実は、

リセットされた人の心外な気持ちの何倍も、

本人が自分を責めてしまう悪循環になります。

 

 

まずは自分の気持ちを知ってあげること

突然連絡できなくなるという行為ばかりに

目がいってしまいますが、

本当の問題は人間関係を

リセットせずにはいられない心のほうにあります。

 

 

だからまずは、

あなたの気持ちをしっかりと受け止めること。

 

そのためには潜在意識に問いかけてあげる必要があります。

 

「え?なんか難しそう・・」

と思ったかたも大丈夫。

 

まずは手近なクッションや枕を、

しっかりと抱きしめてあげてください。

 

 

このとき、

クッションは3歳のときのあなたとイメージします。

 

3歳児のあなたは、

好きじゃない人から逃げたいのに、

ずっとガマンして笑っていました。

 

 

でもついに限界がきて、

思いっきり逃げ出してしまいます。

 

その時の気持ちを、

「どんな気持ちだった?」

と聞いてあげてください。

 

 

心が疲れ切っている場合、

何の返事もない場合があります。

 

 

そんなときでも慌てないで大丈夫。

クッションの背中をやさしく撫でてあげながら、

抱きしめ続けてください。

 

 

もしも答えがかえってきたら、

そのままオウム返ししてあげます。

 

「悲しかったんだね。」

「苦痛だったんだね。」

「イジリが許せなかったんだね。」

「本当はめんどくさったんだね。」

 

 

ここまでがうまくいくと、

罪悪感がもってくる胸のつっかえ、

頭が緊張する感じやノドの詰まる感じが少し和らいできます。

 

【注意!】

変化がなくても、無理やり感情を出さなくて大丈夫。

時間を置いて、繰り返し抱きしめてあげてください。

 

人間関係をリセットした自分と仲直りする

オウム返しをすることで少し落ち着いてきたら、

今度は抑えていた自分と仲直りをします。

 

 

「悲しいって思ってもいいよ。」

「罪悪感があっても構わないよ。」

「裏切ってしまったなって思うんだね。」

 

と、今の感情をダメだと思わず、

そのまま許してあげてください。

 

 

ポイントは先に感情を受け止めてから、

どんな感情でも「もっていいよ。」といってあげること。

 

 

こうすることで、

怒りや悲しみをためることなく、

嫌な気持ちはすっきり成仏していきます。

 

 

この時点で自己嫌悪のループからは

かなり抜け出せているはずです。

 

もし抜け出せない場合は、

もう一度最初の問いかけに戻って、

焦らずに繰り返してくださいね。

 

少しずつ潜在意識は書き換わる

ここまでうまくいったら、

最後に一言。

 

「今まできつく抑えてきてゴメンね。」

 

 

こうして、

今まで押し殺してきた潜在意識を

「自分はこのままでオッケー」

というふうにゆっくりと書き換えていきます。

 

 

人によっては、

ここでゆっくりと涙があふれてくる方もいます。

 

 

もしも言葉が浮かばない場合は、

「そうかそうか、よしよし。」

とだけ言ってあげながら、

クッションを抱きしめて撫で続けてみてください。

 

 

それだけでも潜在意識は十分に癒され始めます。

 

なぜ人間関係をリセットしてしまうのか

人間関係のリセットの理由は

自分の心の空白を他人で埋めようとするから。

 

とても厳しい言い方ですよね。

 

でも、無意識で

自分の言いたいことを言えない虚しさを

他人に合わせて感謝されることで満たす心理が

あなたのこころにあるのです。

 

では、あなたが悪いのでしょうか。

 

そうではありません。

 

大事なことは、

カラッポにならざるを得なかった

あなたの過去と向き合うこと。

 

その虚しさをうけとめて

怒りや哀しみを遠慮なく出せる場所を

作ることが大事なのです。

 

だからといって、

人前で怒ったり悲しんだりするのは

抵抗がありますよね。

 

そのため、クッションを使って

まずは一人で心の訓練を積む必要があります。

 

それでも苦しい場合は・・・

過去に強い心の傷がいくつもあり、

原因が複雑に絡まっていると、

人間関係をリセットしたことだけを癒しても、

効果が感じにくいことがあります。

 

 

それどころか、

今抱えている罪悪感や自己嫌悪につられて、

芋づる式に過去の傷がよみがえるときもあるのです。

 

 

そんなときは、

信頼できる人に感情をきいてもらうか、

カウンセラーを頼ってみてください。

 

 

100%あなたの味方で、

どんなエピソードも受け止めて、

心の深いところまで一緒に降りていきます。

 

 

そうして今の辛さの原因を探し出し、

潜在意識を一緒に書き換えて解決へと導きます。

 

「あ、興味あるな・・・」

「聞いてもらいたいこと、周囲には話しにくいな。」

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