自分を愛する具体的な方法をカウンセラー目線で解説

アダルトチルドレン、愛着障がい、人に気を遣いやすいHSPが抱える「自分嫌い」。

人との会話の後で、自分の発言を後悔したり、相手の表情が気になったりして自分を責める材料を無意識に探してしまいます。

とても不思議なことに、自分ができたことには無頓着で、できなかったことや失敗に目が行き、成長を楽しむというよりは失敗をしないようにいつも緊張している状態ですね。

カウンセラー目線で見ると「こんなに健気に頑張る人が、生きづらいってほんと残念。」という気持ちとともに、絶対に幸せを感じてもらおうと燃えてきます。

ということで、今回は自分嫌いを克服して、さらに自分を愛するにはどうすれば良いか、徹底的に解説していきますね。

そもそも自分を愛するって何?

愛するというと「自分大好き!」というイメージを持たれる方が多いです。ただ、カウンセラーとしては少し違います。セッションを重ねて思うのは、愛するというのは「知る、興味を持つ」という関心の高さが決め手になると考えます。

相談者さんの悩みのほぼすべてが、自分が何をしたいかがわからないというもの。自分のことだからわかるはずだと焦って結論をだそうとし、その多くが他人の期待に応えるためで、無意識でむなしさを積もらせてしまいます。

親の期待に応え続けるアダルトチルドレン、親族の無関心や気まぐれで意思決定が混乱する愛着障がい、認識できる情報量が多すぎるHSP。私のカウンセリングでは、自分の意思よりも、周囲に合わせようとして苦しんだ結果、自分を愛する(知る)ことが難しくなった方が多いのです。

自分で自分のことがわからない、というよりも自分を優先して考えてあげた経験がない。経験がないから、どうやって自分の本音を探ればよいかもわからず、明確な理由がないまま生きづらさを抱えてしまいます。

自分を愛するとは、自分の感情を知り、好き嫌いに興味を持って掘り下げること、行動を変えて自分を試してみることなど、積極的に自分への関心を高めていくことなのです。

自分が嫌いというより「恥ずかしい」

意外かもしれませんが、「自分が嫌い」と明確に思っている方は、私の経験上、カウンセリングでは半分以下。一方で自分を恥ずかしい、もしくはズレていることが怖いといった感情はほとんどの方に見られます

これは理想像、いわゆる良い子からズレてしまうと、親に見捨てられてしまう不安からきているケースが多く、いくら親を憎んでいる内容の相談でも、最終的には愛されたかった悔しさや悲しさが表れることが多くあります。

※逆に、怒りの感情を出さないといけない、とネットや本で学んでしまい、無理に親を憎もうとして苦しむ方もいます。

恥ずかしいという感情を呼び起こすことで、答え続けてきた期待からそれることを防ぎ、人生に大きな変化が起こらないように行動を制限します。もちろん、無意識にしていることです

でも考えてみてください。

恥ずかしいという気持ちが湧き上がるとき、自分がこうしたい、という思いで成長に向かって動くときが多いのではないでしょうか。なんとなく違和感のある友人関係から抜けようとしたり、仕事で自分の意見を言おうとしたり、成長の幅と元の自分との差があればあるほど恥ずかしさは増します。

こうして、せっかく成長しようとしても恥ずかしい感情に行動をやめさせられ、こころは動きたい方向へ動く願いがかなえられず、パワーをださなくなってしまって生きづらくなるのです。

行動が減るから自分を知る機会がなくなっている

恥ずかしい気持ちで行動が減り、他人の期待を追い求めてしまって、自分の意思を知る機会が減る。そうなると自分を愛するのが難しいのも無理はありませんよね。

ただ、期待に応え続けたあなたが悪いなんてことは絶対にありません。

そうしないと生きてこられなかった環境の中、ギリギリの選択で自分の意思を封印していただけ。だからこそ、まずは自分を責めるのではなく、思い切り労うために、いかに自分が他者を優先してきたかを思い出すことから始めます。

「お疲れ様。もう自分がしたいことを探すときだね。」と、労ってあげてほしいんです。とはいえ、いきなりしたいことをしろと言われても、それができなくて困ると思います。

理想像を自分発信に変えていく

好きなことで生きていきたい、せめて生きづらさを解消するたい、そんな気持ちから理想像を求めて自己啓発に取り組む人もいます。

ただ、その場は気持ちよくても続かない。続かない自分は、意思が弱いからダメだ。

相談者の方はこんな風に自分を責めてしまい、まるで世の中に自分の居場所がないような、周囲とは見えない壁で仕切られているような孤独感を抱えがちです。

これは理想自体が誰かが決めたものになっているから。ネット、テレビなどでよく見られる切り取られた幸せを自分の幸せだと思い、それが手に入っていない現状を嘆き、「手に入れなければ」と焦る。

何歳までに結婚、大企業で安定、ベンチャー企業で自分らしく、フリーランスでのびやかに。

これらは全部、体験したことがないほど輝いて見えてしまい、今の自分を否定する材料になります。

本当に自分が何をしたいか知り、掘り下げた理想像を探ることで、自分を愛する気持ち自然と湧くのと同時に、理想像を自分発信に変えることができるのです。

そのためには何をすれば良いか。以下で解説します。

恥ずかしい気持ちを調節する

恥ずかしいという気持ちは、他者の考え方を尊重するためにある謙虚な感情です。傲慢な人は決して恥ずかしがることはありません。

ただ、その恥ずかしさが「自分の意思を言うこと」に出てきてしまうとき、過去に誰か(多くの場合は親や先生)に、自分の本心をバカにされるなどの辱めを受けていることがあります。

プライバシーが極端に少ない家庭や逆に秘密が多すぎる家庭(機能不全家族)など、アダルトチルドレンを生み出す家庭環境に育った場合には、恥中毒といわれる、自分のやることなすこと恥ずかしい状態が続きます。

この解決策については動画で詳しく解説しました。要点は、恥ずかしいと思う時点で、その渦中にいないということなので、むしろ恥を感じたときには自分が成長しているときだと思ってほしいということです。

自分を愛するにはまず自分を知ること

自分を愛するには結局、見ないふりをしていた自分の感情を洗い出すことが必須です。特に、怒りや我慢の感情には、その下にフタをしやすい感情が隠れています。

怖い、寂しい、好き、嫌いなど、大人としてさらけだすには抵抗があるものを、自分一人でしっかり探ります。頭で考えるだけでは、すぐにフタをしてしまうので、必ず声に出したり紙に書くなど、言語化してください。

ちなみに、パソコンでの打ち込みにはほとんど意味がありません。ローマ字打ちにする頭が先に働き、気持ちの表出になりにくいからです。

ストレートに自分の気持ちを言おうとすると、恥ずかしい気持ちや、いたたまれない感じ、叫びだしたくなるような衝動がでます。実際に叫んでも構いませんが、それでなかったことのようにするのは要注意。せめて自分には自分で心を開き、なんでも話せる仲になっておかないと、自分を愛することは絶対にできません。

カウンセリングの現場でも、なんでも話してくれているようで、主語が他の人になっていることが非常に多いです。

上司が嫌なことをしてくる、夫や妻が理解してくれない、といった言い方ですね。

これがダメ、というわけではありません。ただ、あなたの気持ちがまったくわからずにフタをされていることが問題なのです。

上司と仲良くしたいのか、それなりの距離でいたいのに過干渉で窮屈なのか、夫に何を期待しているのか、どうしたいのか。

自分の気持ちをごまかさずに言葉にするのって、簡単なようでものすごく勇気がいります。隠す癖がついている以上、癖を上回るまで練習あるのみ!です。

カウンセリングの現場では、カウンセラーが「それであなたはどう感じました?」とストレートに聞いても、なかなか言葉が出ないことなんてしょっちゅうです。

簡単にあきらめてしまわず、世界で一番大事な自分と、粘り強く話しながら仲直りしてほしいと思います。

自分を愛する方法については、動画でも丁寧に解説しています。ぜひ心理カウンセラー佐々木康治公式YouTubeチャンネルよりご視聴くださいね。

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