アンガーマネジメントを安易に使うと危険な理由

anger

アンガーマネジメントは使い方を誤ると余計に怒りを溜め込みます

今やテレビでも新聞でも本屋でも、

本当によく見かける

アンガーマネジメント」という言葉。

 

 

下手に扱うと余計にイライラして、

最悪の場合には

突然キレたり酒乱になったり、

デメリットしかなくなります。

 

 

あなたは

アンガーマネジメントのことを

 

「怒りを出さないように、

オトナの対応をしたらいいんでしょ?」

 

みたいに思っていませんか?

 

 

カウンセラーとしては、

この言葉が

怒り=コントロールすべき」として、

拡がっていることに危機感でいっぱい。

 

 

「なんで?」

「怒りってむやみに出すべきじゃないでしょ?」

 

と思う方はぜひ続きを読んでいってくださいね^^

 

怒りはコントロールすればするほど噴火する

朝のクソ忙しい時間、

何回抑えつけても寝癖が直らない・・

午後からクレーム先に謝罪にいかないと・・

 

 

「あ~イライラする!!!」

 

 

 

こんな風に思う瞬間、

しょっちゅうありますよね。

 

 

 

そんなとき、

もしあなたが怒りを

「悪者」とおもっていたらどうでしょう。

 

 

「ダメだダメだ、冷静にしないと。」

「もう7時過ぎてる!家でないと遅刻だ!」

 

 

と、怒っている

あなたを無理やり押さえつけて

心にきっちりとフタをしてしまいます。

 

 

 

このフタが、

じつはむちゃくちゃ厄介なものなんです。

 

 

 

フタをしたなかに

怒りはどんどんため込まれて、

まるで冷蔵庫に置き忘れた

野菜みたいにみるみる腐っていきます。

 

 

 

でも、

誰も捨ててくれないから

キリもなく溜まっていく。

 

 

 

 

その後もあなたは、

満員電車でまたイライラ、

出社後の電話とメール応対で

またイライラ。

 

 

「でも、いちいち怒っていたらやってられない。」

 

 

 

と、怒りをぎゅーーーっと押し込んで、

きつーーーく心にフタをしてしまいます。

 

 

 

もしかしたらあなたは既に、

アンガーマネジメントの手段を知っていて、

「深呼吸しながら6秒数える」などして、

怒りを自分のなかに

抑え込もうとするかもしれませんね。

 

 

 

するとどうなるか。

 

 

 

何かの勢いでこのフタが取れた瞬間に、

腐った古い怒りごと

ドッカーーーン!と

吐き出されてしまいます。

 

 

 

フタがとれるきっかけは

何だってありえます。

 

・後輩のしょーもないミス

 

・お酒を飲んでいるとき

 

・集中して仕事をしている

途中で話しかけられた

 

 

 

きっかけは小さいものなのに、

溜まった怒りが

まとまって大きく爆発するから、

周囲は驚いてあなたを厄介者に。

 

 

 

そこで真面目なあなたは、

「反省」という形でまたフタをして、

怒りでいっぱいの心のなかに、

さらにぎゅーーーっと

圧力をかけて心にフタをします。

 

 

そのフタがまた外れて爆発して・・・

 

 

 

最悪のループの始まりです。

 

 

 

このループを、

どうやって抜け出すかが、

本当のアンガーマネジメント

といえるでしょう。

 

 

 

続きでは、

爆発しない怒りの吐き出し方について

お伝えしますね。

 

 

 

 

怒りは新鮮なうちに吐き出す

そもそも怒りが「悪者」にされるのは、

小さなきっかけに対して

大きく爆発させてしまうから。

 

 

 

溜め込んで腐った怒りを、

嫌な形で相手に

ぶつけてしまうのが問題なのです。

 

 

 

私が相談者さんにお願いするのは、

怒りを悪者と思わず

早めに吐き出してください、ということ。

 

 

たとえば朝に

寝癖が直らずにイライラしたら。。。

 

「イライラしてるんだね。」

「寝癖が直らないんだね。」

 

声に出して語りかけてほしいのです。

 

 

 

 

大事なのはこれで終わらないこと。

もう一言、付け加えてください。

 

 

 

 

「怒ってもいいよ!」

「イライラするのも当然だよ!」

 

 

この2ステップで、

あなたの怒りの溜め込みは

劇的に少なくなります。

 

 

 

 

感情を抑えていたフタが

取れてきて、

ネチネチとした怒りから、

さわやかな怒りへと変化していくのです。

 

 

 

人によっては2週間~1カ月ほどで、

怒りの溜まり方が

どんどんマシになってきますよ^^

 

 

 

今まで後輩のミスをきっかけに

過去の怒りまで湧き上がって

キレてていたのが、

「ミスそのもの」だけを冷静に注意できる。

 

 

 

こんな感じで、

格段に怒りの質が向上していきます。

 

 

こうなればもはや、

怒りというよりはただの指摘。

 

 

受け止める側も気持ちよく

仕事に活かすことができます。

 

 

最初のうちは、

「怒りを出してもオッケーだ。」

と気づき始めることで、

ちょっと怒りっぽくなった

自分に戸惑うかもしれません。

 

 

でもその変化こそが、

怒りを新鮮なうちに

吐き出せるようになるプロセス。

 

 

徐々に収まっていくので

心配はいりません。

 

 

 

でも

一人で取り組むのはちょっと不安かも…

もっと詳しく知りたいな~。

 

 

 

と思われる方は、

ぜひ私と一緒に怒りの吐き出しと、

心の整理をしてみませんか?^^

 

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