仕事でミスをしてしまうと、
家に帰ってからもその場面を
思い出してしまいますよね。
「いつもならこんなミスしないのに。」
「なんであのとき確認しなかったんだろう。」
「だいたい忙し過ぎるんだよ!」
などと、
自分や周りを責める悪循環に陥りがち。
でも結局は、
自分に腹を立てて劣等感に
苦しんでしまうんですよね。
今回は仕事のミスで起こる劣等感のループを
断ち切る方法についてお伝えします。
理屈で片付けようとしない
そもそも劣等感は、心の中から
「恥ずかしい。」
「バカだと思われたくない。」
といった感情が
自然に出てきてしまうもの。
この自然な感情を、
「こんなこと考えても過去は戻らない!」
「愚痴っていては社会人失格だ!」
「ポジティブにとらえなきゃ!」
などと、頭で考えだした理屈で抑えつけるのはNG。
劣等感は身体からの貴重なサイン。
「心が揺れているけど大丈夫ですか?」
というメッセージなのです。
これを抑えつけてしまうと、
身体はもっと危機的状況だと勘違いして、
さらにミスをしたシーンを思いかえしたり、
過去の似たような感情まで
掘り返したりしてしまいます。
「じゃあどうしようもない。」
と思われるかもしれませんね。
心配いりません。
抑えつけるのがダメなら、
逆に劣等感を歓迎してあげるんです。
劣等感は泣いている3歳児と同じ
劣等感は身体と心のとても深い部分、
潜在意識から湧いてくるサインです。
潜在意識は
「好き・嫌い」
「したい・したくない」
などの自由な感情を
そのままぶつけてくる3歳児と同じ。
頭で考えた理屈であれこれ言っても、
全然言うことを聞いてはくれません。
なので劣等感が
湧いてきて苦しいときは、
この3歳児を思いっきり抱きしめて、
存在を認めてやる必要があるのです。
3歳児をクッションに見立ててハグをする
やり方はいたってシンプル!
手ごろな大きさのクッションや枕を
ぎゅっと抱きしめます。
このとき、
あなたの中にいる
とびきりかわいい3歳児をイメージしてください。
その3歳児が
「ミスをしたのが恥ずかしい!」
「腹が立つ!ボクばっかり損してる!」
と思いっきり泣いているのが今の状態。
あなたはその3歳児を抱きしめながら
「悔しいんだね。」
「腹が立つんだね。」
「バカにされないか不安なんだね。」
という具合に、
感情をそのまま伝え返してあげてください。
こうすることで、
あなたの潜在意識は「警告を受け止めてくれた。」
とすっかり安心して、
これ以上は劣等感を湧かないようにしてくれます。
さらにすかさずやってほしいことがもう一つ。
それは
「不安になっていいんだよ。」
「怒っていいんだよ。」
と許可を与えてあげること。
こうしてあげることで、
劣等感を抱く自分も否定されない、
という暗示が自分に入ります。
すると
ケガが治るように元気を取り戻せるのです。
3歳児は一回では覚えきれない
ただし、一時的にラクになっても、
また同じようなミスをしたとき、
反射的に劣等感に襲われることがあります。
また、枕を抱きしめていても
なかなか不快感が消えないことも。
そんなときには、
3歳児は一回で覚えきれない!
ということを思い出してください。
まるで優しく子供をしつけるかのように、
何度も何度も繰り返し
「腹が立っちゃうよね。」
「腹が立ってもいいんだよ。」
と存在を認めてあげます。
すると潜在意識は、
「どんな自分でも嫌な顔をせずに受け入れてくれる♪」
とどんどん元気を取り戻していきます。
かわいいらしい3歳児に繰り返し教えてあげる、
という気持ちで潜在意識に接してあげてくださいね。
それでも悪いイメージにとらわれるときは・・・
この方法で、
ほとんどの悪感情からは抜け出せます。
でも、強力なトラウマがある場合、
そのシーンや感情が
次々と湧き出てくる場合もあるのです。
そんなときには、
決して無理をせずに、
周囲に感情を吐き出すようにしてください。
「周囲に言っても正論ばかり。」
「愚痴をいいにくい・・・。」
もしそんな風に思われるなら、
カウンセラーに頼るのもひとつです。
私のカウンセリングでは、
潜在意識に眠っているホンネを見つけ出し、
トラウマの原因を癒しながら、
頑張り過ぎるあなたのライフスタイルを
ゆるく書き換えていきます。
周囲に合わせる生き方を変えて、
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