私がカウンセラーになったキッカケは
友人や職場の人に知らずのうちに
頼られていたことでした。
気づいたら私の周りには
「佐々木君にしか言えないけど…」
という悩みを抱えた人が集まっています。
自分では知らないうちに
「聞き上手な人」と周囲に思われていることに
大人になってから気づいたのです。
同僚の愚痴だけにとどまらず
課長や部長といった重役の人までが
いつの間にか私をそばにおいて
ちょっと聞いてくれ、という展開に。
この「ちょっと聞く」というのが
自分以外の人には難しいことらしく、
「佐々木君は絶対に相談職が向いてる。」
と言われ続けていました。
聞き上手だけでは食べてはいけない
周囲に聞き上手と言われても
自分では好きでやっていることなので
余計な力が入っていません。
むしろ感謝されてうれしいし、
自分も話を聴くのが好きだし
本当にこれが仕事になればいいなー
なんて気楽に考えていました。
そのうち、
友人で居酒屋で飲んでいるときも
知らない人の話を聴いては
感謝されるように。
はたまた、
サウナでぼーっとしていても
誰かしらに話かけられては
奥さんの話や人生談を聴くように。
とはいえ、
料理好きの人がシェフになるのが
難しいのと同じで
「カウンセラーって言っても食べていけないよなぁ。」
と思いながら、
サラリーマンを続けていました。
自分が適応障害になる
聞き上手として活躍していた自分が
上司との人間関係で
適応障害と診断されます。
職場に行くと口が乾き、
ある上司に話そうとすると手足が震え
やがて仕事にでかけようとすると
玄関で立てないぐらい身体が痺れるように。
カウンセラーとなった今では
当時の上司の苦しみも
また退職せざるを得ないぐらい悩んだ自分も
両方いますぐ助けてあげたいです。
でも、当時の自分には
聴くことは上手でも
話すことは得意じゃなかった。
それに、
誰かに愚痴を話しても
上司が変わらないなら同じだ
と思っていたのです。
そんな気持ちが見え隠れしたのか、
受診した精神科では
「パニックになるって…
大げさに言ってるでしょ?」
と言われてしまい、
やっぱり人に悩みなんか話すものか!
とそのまま仕事を辞めてしまいます。
当時、公務員をしていた私は、
安定職を失ってしまい、
極端な行動をした自分を
社会不適合者だと責め続けて
辛い時代へと入っていきます。
辛い時代を救った「やりたいこと」
30歳を過ぎて突然の無職。
さてどうしたもんかと思ったとき、
会社を辞めるか悩む人に向けた
心理カウンセリングを受けます。
もう辞めた後でしたが…(笑)
実は公務員をしながらも、
カウンセラーへの道は捨てきれず、
このカウンセラーさんのメルマガを
ずっと読んでいたのです。
で、カウンセリングに行ったわけです。
緊張しました。
また「おおげさ」と言われたらどうしよう、
上から目線で叱られたりしないかな。。。
という不安が全部、
ひっくりかえって、
カウンセリングを通じて
心からやりたいことが浮き彫りになるのです。
やるべきことじゃない「やりたい」こと
やるべきこと、
たとえば正社員になって結婚して、
といった他人の価値観。
私が公務員を続けたり
上司とうまくいかない自分を責めたり。
これも全部、
社会人としてちゃんとしなければ、
といった他人の価値観。
自分の好き嫌いはずっと無視した
つきつめれば親の期待に沿った
人生だったのです。
(いわゆるアダルトチルドレンの要素がとても強い人生でした。)
これに気づかせてくれたのが、
カウンセラーさんとの対話。
私が今までいろんな人に
聞き上手として愛されたのは
その人のあるがままを受け止めたから。
しかもそれを楽しそうに
心底嬉しそうに自然体でできるから。
これに気が付いて
自分はカウンセラーになるぞ!
と決意したのです。
カウンセラーになるためなら…
カウンセラになるためなら
どんな努力でもやってやる!
とやるきがモリモリ湧いてきます。
いやいや勉強していた公務員試験とは大違い。
自分がカウンセラーになって
心から相談者が笑ってくれる、
人生で初めて受け入れてもらえる喜びを知る、
こんなことを想像していたら
どんな勉強も楽しくて仕方ありません。
心理学はもちろん、
経営スキル、集客スキル、営業スキル、、
やることは山ほどありましたが、
好きなことをもった人は強い。
こうしてあなたが
私の文章を読んで下さるぐらいに
集客する能力はついてきたのです。
そのおかげであなたと出会えて
本当にうれしいです。
私のささやかな目標は
「ホンネが言えない」悩みを持つ人を
ゼロにすること!
皆がやりたいことをやって
思いっきり力を発揮できること!
そんなことを目標に
カウンセラーをしています。
別の記事で、もっと詳しい
プロフィールを書いているので
良かったら読んでいってくださいね。