親に愛されなかったと感じるのはなぜ?父性愛と母性愛の偏り

「親から愛されなかったせいで自己肯定感が低い」

耳にタコができるほど、

ネット上でも書籍でも見かけますよね。

 

私はこの考えにとらわれて

長年親を憎みながらも

愛してほしいと願う、

とても苦しい葛藤と戦いました。

 

 

もらっていた親からの愛まで

否定しなければならないという

こだわりに苦しみ、

必要以上に親を憎んで

余計に苦しんでいたのです。

 

でもね、

意外と愛そのものは

もらい過ぎるくらいもらっています。

 

ただその愛に偏りがあったから

耐えきれずにつぶれる前に

こころにフタをして耐えた。

 

これがアダルトチルドレンの

根幹だと思っています。

親に愛されなかったと感じる、その愛の正体は?

 

ずばり、父性愛です。

 

愛には母性愛と父性愛の2種類があります。

 

なかでも、

アダルトチルドレンには父性愛が

多く与えられ過ぎたと

カウンセリングを通して感じています。

 

どういう意味?と感じて当然。

 

誰もこんなことは教えてくれません。

 

ということで今回は

無駄に親を憎まないための

愛の偏りについてお話をしますね。

 

母性愛と父性愛の違い|どちらに偏っても生きづらい

母性愛とは、「あなたがいるだけでOK」

存在を認める愛情のこと。

 

いわゆる自己肯定感の部分で

失敗しようが泣いていようが

オールオッケーの愛情で

あなたを勇気づけ、行動へ駆り立てます。

 

いっぽうで父性愛はしつけをはじめとする

他人、社会とのかかわりを教える

愛情のこと。

 

条件付きの愛情で

何かを達成したときに与えられます。

 

「よくできたね!」という声かけや

「危ないからダメ!」という

危機回避も父性愛です。

 

ただ、この条件が厳しくなりすぎると

「よくできないから愛されない」

「遊んでいたら見捨てられる」

といった不安が膨らんでしまいます。

「あなたのため」という条件付きの愛は、悪意がないぶん気づきにくいものです。

→ 優しい暴力(優しさの暴力)とは?過干渉で育った大人の生きづらさ

 

 

他方、親が過剰な期待をもつと、

行き過ぎた父性愛が

「なぜできないんだ!」

という暴言や、

「もうこの子はダメだ。」

といった無視などの悲しい事態も。

 

 

こうして、

愛はどちらに偏り過ぎても

生きていくには不自由。

 

母性愛ばかりだと、

ワガママでひとりぼっちになり、

父性愛ばかりだと

周囲の顔色ばかり気にします。

 

アダルトチルドレンに多いのは父性愛への偏り

アダルトチルドレンに多いのは、

両親が生きるのに必死過ぎたケース。

 

周囲に子供の面倒を見てくれるような

近所のオバチャンや祖父母がおらず

稼いで食わせることに必死という状態。

 

つまり母性愛を与える余裕がなく、

子どもを早く大人にしちゃった

父性愛への偏りが原因のひとつ、

と僕は捉えています。

 

だったら自分で自分に

母性愛をあげれば

こころのバランスは勝手にとれていくのです。

 

母性愛を自分に与える方法:感情を差別しない

とはいっても、

こころが傷ついている状態で

親の愛に気づけ!なんていうのは酷。

 

まずはカウンセラーや相談相手が

しっかりと母性愛で包み、

安心して休まないといけません。

 

それができないときは

自分で自分を優しく包む必要があります。

 

どうやるか?

 

感情を差別しないこと!

 

この一言につきます。

 

たとえば怒りや哀しみがでたとき

それらを悪者にして

無理に抑えたり忘れたりしがちですよね。

 

ストレス解消!ストレス発散!

ポジティブ思考バンザイ!

 

といったふうに。

 

これが最大のワナ。

 

これらは全部、

泣かないあなたはオッケー、

明るいあなたはオッケー、

といった条件付きの父性愛だから。

 

怒りや哀しみがきたら3拍子を声に出す

この記事を読んだ後は、

怒りや哀しみがきたら、

「チャンス!」と思ってください。

 

今まで差別して抑えつけていた感情を

母性愛で包み込めるからです。

 

やりかたはカンタン。

 

「怒ってるね。」

「怒るのも無理ないよ。」

「今まで無視してゴメンね。」

 

この3拍子を声に出せばオッケー。

 

私のメールレッスンを受けた方は、

それこそ耳にタコができますよね。

 

「こんなことで意味があるの?」

と疑う方は、

改めてレッスンを復習するか、

 

受けていない方は

記事の最後のご案内から

詳細をご覧ください。(無料です)

 

親からの愛情に気づくとき

母性愛で自分を満たせるようになると、

こころに余裕が生まれてきます。

 

すると驚くことに、

「親も精いっぱい愛をくれてたのか。」

と気づき始めます。

 

その愛が父性愛に偏っていたから

お互いに窮屈になったんだな、、

 

と少し親を許す気持ちすら

湧いてくる方もいらっしゃいます。

 

やっぱりね、

なんだかんだいっても

最後は愛情に救われないと

自分も他の人を愛せないのです。

 

最近はカウンセリングをしていて、

愛情の正体がわかって

キラキラした顔で帰っていく方が

非常に増えました。

 

親との時間はもう過去のこと。

そこを変えるのは難しいですが、

大人になったあなたには

今を生き抜く知恵があります。

 

まずは遅れた母性愛を自分に与え

こころのバランスをとることから

始めてみてはいかがでしょうか。

 

自分を愛するって具体的にどうするの?と感じたら、こちらの記事も参考にしてください。

→ 自分を愛するとは?わからない人のための具体的な方法

 

傷ついた心を守り、癒し、育てていく流れは、こちらの記事でくわしく書きました。

→ アダルトチルドレンの克服・治し方|守る・癒す・育てる3ステップ

 

「3拍子を声に出してみても、自分の感情を受け止めるのがまだ怖い」

そう感じる方は、まずメールで受け取るところから始めてみてください。

 

7日間の無料メールレッスンでは、

動画とメールで、カウンセリングの中で実際にしていることを

少しずつお試しいただけます。

 

→ 7日間の無料メールレッスンはこちら

 

遅れてきた母性愛が、あなたの心を少しずつあたためてくれますように。

ABOUTこの記事をかいた人

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心理カウンセラー 外では「しっかり者」「いい人」でいられるのに、内側はずっとしんどい。そんな方が、自分で自分を守れるようになることを目指してカウンセリングをしています。私自身も、生きづらさや愛着の課題と向き合ってきた一人です。これまでに延べ2,000回以上のカウンセリングを行ってきました。 プロフィールの詳細はこちら