他人の悪意が気にならなくなる方法

「職場でいじめられても言い返せずに悔しい思いをしています。」

 

私の相談者の方にとても多い内容です。

実は私も、上司の度重なる暴言が原因で、退職に追い込まれた経験があります。

 

他人の悪意が目については

家に帰っても引きずってしまう。

 

下手すると何年も思い出して

イライラしたり悔しかったりする。

 

本当にツライ状態ですよね。

 

心が敏感なアダルトチルドレンや

hspは、他人の悪意を重く受け止め

自分を責めてしまいがちです。

 

このケアをしていくには

悪意を向けてくる他人も

いっぱいいっぱいで生きている、

という事実を再確認する必要があります。

 

「なんでアイツに気を遣わないといけない!」

と強い反発が浮かぶのも無理はありません。

 

実際、カウンセリングの現場でも、

いきなりこの内容をお話することはありません。

 

そこでまずは、

悪意を向けられた時の

心の反応を知ることから始めましょう。

 

この気づきが必ず、

心を他人の悪意から守ってくれます。

 

悪意を向けられた時の心の反応

バカにされたり陰口を知ったりしたとき、

あなたに不快感が出た場合、

 

私は人に好かれねばならない!

 

という信念が反発しています。

 

そのほか、

常に完璧でいなければ!

他人を喜ばせなければ!

いつも人の上にたたねば!

などの信念の場合もあります。

 

アダルトチルドレンのタイプと信念については、アダルトチルドレンとは?のページにまとめてあります。

 

あなたが幼少期から大事にしていた信念が

他人の悪意によって壊されそうなとき

強い怒りや不安を感じるのです。

 

「誰だって悪口は腹が立つでしょ?」

と思うかもしれませんね。

 

でも、多くの人は

自然と忘れるか、

行動を萎縮させられるほどには

気になることがないのです。

 

それはなぜか。

 

悪口を言う方が悪いし、

勝手に言わせておけばいい、

と無意識で判断できるからです。

 

しかしアダルトチルドレンの場合、

「〇〇ねばならない!」という

強い信念が邪魔をして、

悪口を放ってはおけません。

 

なぜなら他人からの悪口を、無意識に

命に関わる大問題だと認識しているから。

 

無意識にというのがポイントで、

幼少期の生き残り戦略として

強い信念が本能に刷り込まれているのです。

 

たとえば、

良い子じゃないと親に見捨てられる

完璧な成績じゃないと親が認めてくれない

自己主張をすると親が困る

ダメな兄弟に変わって親を守ってきた

などなど、、

 

信念が作られたプロセスは

それぞれの家庭環境によって変わります。

 

幼い子の生き残り方法だから、

冷静に考えられなくて当然。

 

だからこそ、

「気にし過ぎだよ。」

「他人はそこまで深く考えてないよ。」

なんて正論で慰められても

効果がないのは当たり前なのです。

 

ぶっちゃけ、自力の解決は難しい問題

ぶっちゃけて言います。

 

幼い頃から20年近くかけて

強固に刷り込まれた信念を変えるのは

自力では難しいのが実情です。

 

ただし、自分にどの信念が働いているかを

意識して気づくだけでも

怒りや不安は暴走をやめます。

 

以下のような要領で、

自分と対話をしてみてください。

 

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自分は他人に認められたいようだけど、

それは親とのこういう関係があったからか。

 

そうか、それは辛かったね。

 

怒るのも無理はないよ。

 

大人になった今もそうやって、

私の命を守ろうとしてくれたんだね。

 

本当にありがとう。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

これを続けるだけで、

陰口を言われる自分は恥ずかしい!

あんな言い方をするなんて許せない!

という具合に何度も思い出すことが

劇的に少なくなります。

 

カウンセリングの現場では、

対話やワークでもっと深堀りをしながら

奥底に眠っている信念を見つけて

一緒に書き換えていくのです。

 

気づいただけでも大きな進歩

ここまで読んで下さったあなたは、

自分の強い信念が、

今の自分を生きづらくしていることに

気づくことができました。

 

これだけでも不快な感情は

かなり収まりやすくなっています。

 

そこでさらに楽になる方法を

ご提案します。

 

それは、

他人にも強い信念があることに気づくこと。

 

悪意を向けてきた他人には、

どんな信念でそんなことをするのか。

 

認めてほしいのに認めてくれなかったから、

拗ねて怒っているのか。

 

あなたの方が優秀だから

バカにしないと自分がおびやかされそうで

怖くなっているのか。

 

この状態を理解するのに、

とてもわかりやすい例があります。

 

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あなたが飼っている犬が、

ケガをして倒れてしまいました。

 

不憫に思ったあなたは、

急いで手当をしに駆け寄りました。

 

体を起こそうとして手を伸ばすと、

「ガブリ!」と思いっきりかまれます。

 

「助けてやろうとしてるのになんだ!」

とあなたは憤慨してしまいます。

 

普段はとても仲良しのはずなのに。

 

その後、

動物はケガをしているときには

警戒心が極度に

高まってしまう習性があると知りました。

 

知ったとたんにあなたは、

怒りが吹き飛んで、辛抱強く警戒心が

解かれるのを待てるようになります。

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悪意を向けてきた他人は他人で、

この犬のように生き残りを賭けた

強い信念が働いているとわかれば

少しだけ気が楽になります。

 

ただ、自分の強い信念と心から

向き合わないうちは、

他人の信念まで理解する余裕がありません。

 

逆に、他人の信念まで理解できたとたん、

あなたの周りには味方で

いっぱいになります。

 

人の気持ちは常に変化を続けており、

あなたの辛抱強さに

こころ開く人が増えるからです。

 

カウンセリングをしていると、

家族が優しくなってきた

職場の人と和解ができた

恋人ができた

など、ご自身が変わることで

周囲も変わる奇跡を何度も

見させてもらっています。

 

今、他人の悪意に苦しんでいるなら

まずは自分の信念と向き合い、

次に他人の信念を推測する、

この2つを意識してください。

 

もし心の傷口が辛すぎて

そんな余裕がないときは、

カウンセリングを受けることも

検討してみてくださいね。

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