アダルトチルドレンが他人の批判が怖いときの対処法

nayami

アダルトチルドレン(AC)にとって

他人からの批判や指摘はとても怖いものです。

 

たとえ前向きな批判でも、

本人にとっては「責められた!」と

感じてしまいがち。

 

もしくは「嫌われた、もうおしまいだ。」

と極端な気持ちにもなってしまいます。

 

辛いですよね。

実は私もそうでしたから。

 

でも大丈夫。

こころと身体の仕組みをちょっと知るだけで

この悩みはスーっと解決できます。

 

今回はカウンセリングでも使う

簡単なワークで、

批判や指摘が怖い心理を解消していきましょう!

 

身体のどこにアダルトチャイルドがいる?

アダルトチルドレンの辛さは

身体のどこかに傷ついた子供時代が

強く残っていることが原因です。

 

このトラウマや記憶を、

私は「身体に住み着いたアダルトチャイルド」

と呼んでいます。

 

※心理テストなどでいう「インナーチャイルド」と同じ意味で使っています。

 

批判や指摘が怖いとき

身体のどこに住んでいる

アダルトチャイルドが反応しているかを

探ることから始めてみましょう。

 

 

アダルトチャイルドのすみかは、

首から下になることが多いです。

 

ノド、胸、胃、おへその下あたり。

 

人によっては、

こめかみや、ふくらはぎに反応が

あることもあります。

 

どのあたりに反応しましたか?

 

その部分に手のひらを当てて

じっくりとその感覚を感じてください。

 

無理に抑える必要はありません。

深呼吸をしながら、

撫でてあげたり、

意識を集中させれば十分です。

 

少しずつ、気持ちの落ち着きがあるか、

身体の外から憂鬱な自分を

見つめる感覚があれば大成功。

 

特に何も変わらなくても、

繰り返し「寄り添う」ことができれば

心の暴走は劇的に少なくなります。

 

実際のカウンセリングでは、

ここからさらにイメージを膨らませて

身体にいるアダルトチャイルドと

会話をすることもあるのです。

 

なぜ心の問題なのに身体を意識?

他者の批判が怖い、指摘されたなくない

という心の問題になぜ

身体に意識を向けるか疑問だと思います。

 

そのためにまず、

厳しい理性をもった大人が「頭」。

本能のまま動く子供が「こころ=アダルトチャイルド」。

こうイメージしてください。

 

 

実は批判が怖いという心理は

「怖がってはいけない。」

という頭からの命令に対して

「私の心を無視しないで!」

という反発からきているのです。

 

 

「無視しないで私の話を聴いて!」

という心の暴走が、

不安や緊張といった形で

身体の動きを止めようとしています。

 

 

だから、たとえ前向きな指摘でも

「怖い、嫌われる、見捨てられる。」

といった強い不安で

心が身体に訴えてきているのです。

 

 

ということは、

こころの訴えが出ている身体に

意識を向けることで

自分の心に寄り添うことに繋がります。

 

こうすることで心は安心し

「怖がる自分もオッケー」

という暗示が潜在意識に入るのです。

 

「なんだ、怖がってもいいのか。」

と思えることで、

心は暴走することをやめ、

不安や恐怖を起こすことがなくなります。

 

アダルトチャイルドの傷が深すぎるとき

身体の感覚に寄り添っても

変わらずに落ち着かないときは

アダルトチャイルドの傷が

深すぎるときが多いです。

 

両親からの批判され続けた、

学校の先生に認めてもらえない、

兄弟姉妹に劣等感をもっていた。

 

他にも環境とあなたが

マッチしていない時間が長いと

傷が深くなってしまいます。

 

そういうときには

カウンセリングを検討されるのも

ひとつの手だと思います。

 

私のカウンセリングでは

過去のトラウマから心を守り、

100%あなたの味方で安心感を

もってもらいます。

 

そこからじっくりと心を育て、

アダルトチャイルドが現実のあなたと

仲直りして一つになれるよう

支援していきます。

 

興味のある方は

お試しカウンセリングもありますので

カウンセリングのご案内をご覧くださいね。

 

少しでもあなたの心が軽くなるように

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