アダルトチルドレン「ロストワン」の特徴と克服のコツ

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アダルトチルドレンの

タイプについてはこの記事で

ざっくりお話しています。

 

ロストワン以外のタイプも

ざっくり知りたい方は先に

こちらを読んで下さいね。

【参考】アダルトチルドレンが本音を隠すのはなぜ?

 

アダルトチルドレンのタイプは「これでひとつ。」と決まっていません。たとえば私の場合、おどけて感情をごまかすクラン(ピエロ)と自己犠牲でも人を助けるヒーローとが強く入り混じっています。

 

さて、ロストワンは

アダルトチルドレンのなかでも

「自分は存在しちゃダメ。」

という気持ちが強いのです。

 

 

そのため自分の本心を

人に見せることへの

「諦め」と「恐れ」が混じった

孤独感が特徴のタイプです。

 

順番に特徴をチェックしてみます。

 

世の中どうせこんなものという諦め

家族の様子をとおして

世の中全体を家族と同じものだと

錯覚してしまうのが

アダルトチルドレンの特徴。

 

ロストワンには

先に生まれた兄や姉を見て

「こんな風になりたくない。」

という気持ちが強くあります。

 

「男(もしくは女)のくせに!」

とバカにされる兄や姉。

 

受験を強要されていたり

厳し過ぎる叱られ方をしたり、

そんな様子をみては

「自分はあんな風になりたくない。」

と身を隠してしまいます。

 

他の兄弟姉妹がアダルトチルドレンの場合「そんな役割背負うのはイヤだ!」と無意識に感じ取ることもあります。

 

できるだけ目立たないように

ひっそりと生きる。

 

そうすることで両親の干渉を避け

なんとな生き残る状態です。

 

母親がアダルトチルドレンの場合、

共依存的にベッタリと干渉されると

反論も鬱陶しくなって感情をださない。

 

こんなケースもロストワンの特徴です。

 

自分の意見を言えない無力感から

こども時代は不登校になりやすく

大人になると仕事が長続きしない傾向にあります。

 

人に意思を告げるのが苦痛で

最初から人間関係を避けたがるからです。

 

内心ではいつも

「どうせわかってもらえない。」

という諦めがありますが、

 

無意識では居場所を求め続けるので

いつまでも理想の状態になれない

孤独感と無力感に苦しむことが多くなります。

 

たとえば恋愛においても

恋人からきたLINEをムシしてやきもきさせて

「この人は愛してくれているか?」

と試してみることも。

 

次第に相手が疲れて構ってくれなくなると

「ほら、やっぱり愛なんて続かない。」

と諦めて自分から離れていってしまいます。

 

自分が邪魔かもしれないという恐れ

両親や他の子と親が不仲な場合も

ロストワンになりやすくなります。

 

「せめて私は親の負担にならないように。」

と身を潜めてジッとしているからです。

 

 

アダルトチルドレンは家庭の

バランスをとる役割を無意識に背負います。

 

ロストワンの場合、

「自分には不仲を解決できない。」

「自分がしゃべると邪魔だ。」

「自分なんかいない方がイイ。」

という気持ちを強めてしまい

常に人に見つかることを恐れます。

 

なので人に自分の意見を求められると

耐えがたいぐらい苦痛で

注目があつまる集団行動に馴染めません。

 

「自分の意見なんか誰も聞いてくれない。」

「聞くに値しない。」

 

と心から思っているからです。

 

そうすると、

たとえ趣味を聞かれただけでも

萎縮してしまい、雑談すら苦痛ということも。

 

なんとか答えたとしても

「こんな自分が意見を言って恥ずかしい。」

という恥が頭を支配してしまい、

 

「こんな自分を見られた人に会いたくない。」

と思い、友人や恋人すらも断ち切ってしまいます。

 

「それまさに自分だ…。」

と思った方も大丈夫です。

 

ロストワンだって良いところを

伸ばしながら克服していけます。

 

ロストワンの良いところ

アダルトチルドレンにありがちな

「自己犠牲をして人に尽くす」

ということがロストワンには少ないです。

 

これは人と自分の境界を適切に保って

付き合えるという長所です。

 

スポットライトがあたらないなら

ロストワンは居心地が良くなります。

 

さらに人の感情を敏感に察知できるので

ブログを書いて収入にしたり

ライターの仕事を請け負ったりすると

活躍しやすくなります。

 

これらの仕事は

自分をアピールする面接等がなく、

インターネット上で完結するのが魅力です。

 

正社員になれなくて悩むロストワンには、アルバイトとクラウドソーシングサイト(「ランサーズ」等)の掛け持ちもオススメですよ。生き方は一つじゃありません。

 

転職が多くなりがちなことを

マイナスに捉えずにネタにできるのも

情報発信の仕事には武器になるのです。

 

また、意外にも相談業にも向きます。

 

人に意見を言うのが難しい分、

当たり前にこなせる「聞き上手」が

ものすごく社会から求められる資質です。

 

 

なぜなら多くの人が

人の話を聴けずにしゃべり過ぎるから。

 

それに正解が決まっている受け答えなら

恐れずに発言しやすくなるのです。

 

ネット上や書籍には

芸術分野に向くという意見もありますが、

自己肯定感が低いうちは

表現活動は苦手意識が強いのも事実。

 

「どうせ私の作品なんて。」

「どうせお金にならないし。」

「芸術の才能もない私はダメなロストワンだ。」

と余計に落ち込むので注意が必要です。

 

もしもイラストや小説等に興味があるなら、作品投稿サイトやブログを使って趣味から発信しみてくださいね。

 

ただしロストワンは

アダルトチルドレンのなかでも

きわだって「自己肯定感」が低いので

「私は聞き上手という価値がある!」

「内に秘めた鋭い感受性がある!」

と気づくことが第一歩。

 

 

いきなり人づきあいを増やすのではなく

自分とのかかわりの時間を増やします。

 

 

急激に筋トレをすれば、

ものすごい筋肉痛になりますよね?

 

それと同じです。

 

まずは反動が少ない方法で

こころを守りながら育てていくのです。

 

一人で黙々と作業するのが得意なので、

感情をひとりごとで吐き出したり

ノートに書いたりするのも良いです。

 

イメージ力が強い方も多いので、

論理よりも動きのあるセラピーを

勧めることもあります。

 

ブログ内にそれらの簡単な方法を

ご紹介しています。

あわせてご覧くださいね。

自己肯定感を上げる抱きしめセラピー

わかってもらえない辛さをラクにするには!?

 

ロストワンについては動画でも解説しています。

良ければご覧くださいね!

 

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