「新しいことが不安で始められません。」

「なぜ、新しい決断はこころを不安にさせるのでしょうか?」

 

こんなご相談をメールでいただきました。

今の状態が生きづらいことはわかっているのに、

今のままでいる方が安心。

でも、こころは不安定で変わりたい。

 

この葛藤がよく見て取れるご相談です

今回はこの質問にお答えしようと思います。

この感想は前回の記事

「絶望のススメ」に対していただいたもの。

 

記事内では、「いつまでも生きづらい人は、南に居心地の良い場所があるのに、今まで進んできた北に向かうことに執着して方向転換できない。」という内容をお話しました。

 

要点は「今までのやり方には、たとえ不幸でも価値があるように錯覚している。だから、不幸せな選択を断ち切るのが重要。」ということです。

 

そのえで、「北じゃなくて南に向かいたいと思って方向をかえよう(新しいことをしてみよう)と思うと、急に心がザワザワして不安で動けなくなります。なぜ、居心地が悪いのがわかっているのに、今までの方法が安心感を誘うのでしょうか。」という内容で感想をくださいました。

 

幸せに向かう方向へと向かうとき、

頭では「こっちがいい!」と思っていても、

新しい方角へ向かおうとすると

不安という感情に元の場所へ引き戻されてしまう。

このジレンマに苦しんでいるとのこと。

数々の議論があるところですが、

1点絞って結論をいうと、

結果主義からプロセス主義への移行

が必須の心構えになります。

とはいっても、「それも頭ではわかってる!」

と言われそうなので、

腹に落とせるようにお話したいと思います。

 

ジレンマが生まれる理由

そもそもジレンマが生まれる理由は、

「ゴール以外は無価値!」

という固い決心をしているため。

方角を変えたとたん、たとえ生きづらくても

ゴールにいるという安心感がはずれ

「道半ば」状態になることが不安でたまらなくなるのです。

ゴールにいる、という安心感とは、

たとえば「正社員である」とか

「結婚している」とか、

世間体や社会に適応しているという安心感。

 

 

アダルトチルドレン、hsp、

愛着障がいを抱える人にとっては、

この世間体や社会が、

親の理想をそのまま飲み込んでいる状態になりやすいのです。

 

 

自分がそうしたいかどうかではなく、

とりあえず親の期待に沿ったものでないと不安という

気持ちを優先して、自分の本心にフタをしている状態です。

 

※当たり前になり過ぎて、

親の期待かどうかを意識していない場合もあります。

 

 

そのため、こころを置き去りにして

頭が安心の基準を判断するため、

「今までの方が安心だよ。」

「お母さんの言う通り生きてきた今がいいよ。」

という認識を、何度もこころと身体に送ってきます。

 

 

でも、本心と食い違っているから

なんとなく生きづらい。

 

 

このジレンマが「わかっているのに踏み出せない」ジレンマの理由なのです。

 

 

頭と「こころ=身体」を分ける考え方は、
この動画を参考にしてください。

【動画:人はなぜこころが病んでしまうのか】
↓↓↓

 

不安にならずに新しい方向へ行くには?

ゴールから外れるのが不安なら、

心からやりたいゴールを、

すぐそばに持ってくる。

これが不安への攻略法です。

なりたい自分、

幸せな自分を明確にイメージをしたら、

それを言葉に直して認識します。

まずはそのイメージを「夢」として

遠くに大きく定めるのです。

ここで夢に向かって歩き出すと、

遠すぎて不安が襲ってきます。

そこで、その夢に向かう小さな「目標」を

100%できることまで小さく設定します。

たとえば赤ちゃんが歩く練習をするのに、

なげやりにならないのなぜか。

それはできることだけをやっているからなんです。

頭がまだ未発達な赤ちゃんは、

こころと身体にしたがった行動しかできません。

こころ由来で自分がなりたい「夢」を遠くに決めて、

今の自分でも無理なくできることを無意識に選んでいます。

ここでは歩けることが「夢」。

ハイハイが目標1。

つかまり立ちが目標2。

立ち上がりが目標3。

このステップを達成するごとに成功体験を得ることで、

歩くまでのプロセスそのものが喜びでいっぱいなのです。

でも大人になると、

「これぐらいはできて当然だろう」という頭由来の目的や

他人の目などが影響して

負荷をかけすぎる目標設定してしまいます。

「忍耐こそがエラい!」

という自分ルールが強い人も、こうした状態に陥りがち。

心に従っていれば、

「忍耐」という状態がそもそもありません。

「やりたいからやっている。」、

ただそれだけのシンプルな状態です。

ということは、新しいことが不安な時、

1:不自由な自分ルールを頭で作っている

2:頭で結果主義を生み出している

3:こころはいつでもプロセス主義

という3つを押さえる必要があるのです。

まずはこころの声を聴き、

夢を遠くに置いたうえで、

目標を近くに再設定。

カウンセリングではこれを

「ブリーフセラピー」と呼び、

効果が表れやすい短期療法として取り入れます。

頭由来でこころを無視すると、

期待よりも精神的な負荷が大きくなって

不安と言う形で警告を出してきます。

じゃあ、こころ由来はいつでも、

辛いことはなくてハッピーなの?

という質問が聞こえてきますね。

先ほどは赤ちゃんでたとえましたが、

筋力トレーニングや運動と同じで、

適度な緊張や負荷は大事。

でも、負荷が大きすぎて

行動すら嫌になってしまっては本末転倒なのです。

好きなことだったら、

負荷がかかっても休憩で手放しますし、

回復したらまた楽しく始めますよね?

感覚としてはそんな感じです。

執着している不幸への歩みを、

自覚したうえで新たな目標を設定する。

ただ、絶望を邪魔する自分ルール、

それを作った過去のトラウマから

まずはこころを守りながら癒し、

100%できる目標を作って育てていく。

まさに一度生まれ変わり、

赤ちゃんが歩くまでの

プロセスを再体験していくようなものです。

 

 

こうすれば、新しいことが不安にならず、

むしろプロセスを楽しみにながら

人生を変えることができます。

少なくとも僕のカウンセリングは、

このようなプロセス主義で進めています。

頭支配の考えで湧く不安を、

こころ由来をふくらませて

赤ちゃんのような自然さと、

大人のあなたの理性とのバランスをとる。

とはいえ、人間はすぐに「忘れる」生き物。

忘れてしまうと、たとえ不幸な道でも

「なじみ深い」場所へ帰っていきます。

そのためには、

繰り返し自分の本心と向き合うことが必要です。

 

 

慣れ親しんだ安心感よりも、

どうやって本心を見つめなおすか。

 

このステップはとてもここに書ききれないので、

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