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潜在意識の書き換え施策のひとつ、アファーメーションを行いました
潜在意識の書き換えの有効策として、理想の未来を繰り返し宣言するアファーメーションを相談者さんに行いました。
その結果、アファメーションがうまくいく人といかない人に差がでることがわかってきました。最初はうまくいかない人も、カウンセリングの工夫次第では、目を輝かせて目標達成に取り組んでくれます。
そこで今回は、アファーメーションが自力でうまくいかない人に向けて、私が実際にカウンセリングをしていてわかった、アファーメーションを成功させるコツをお伝えします。
アファーメーションがうまくいく場合
アファーメーションをして「心がわくわくして行動に移したくなる。」という具合にうまくいく場合には共通点があります。
それが唱える言葉に、感情が伴っているかどうかです。
この感情には2種類があって、
・実現可能性を信じているか
・本当に必要とする未来なのか
が重要であることがわかりました。
実現可能性を信じているか
アファーメーションで思い浮かべた未来が「自分にも必ずできる！」と信じている人ほど、感情のフタがとれて表情が明るくなります。
このときに重要だったのが、最終期限の設定です。
目標達成の最終日を1年後に設定した場合「どうせ自分には達成できないだろうが、この目標は欲しい。」という心理状態でアファーメーションをする人がいました。
質問を重ねて達成できない根拠を伺っていたのですが、最終的には「どうせ1年後には無理。不安が増大してやる気をなくす。」といった言葉がでてきます。
このままでは「目標も設定できない自分はダメ。」という暗示がかかり、自己肯定感が下がる一方なのです。
そこで目標達成の期限を5年後に変更し、そこからさかのぼって1年後の設定を再設定してもらいました。
すると効果はテキメン。
5年後の目標を最初に立てることで、実現可能性が増し、その状態で1年後の目標を設定しなおすことで相談者の方は「自分にもできそうだ。」という意欲を取り戻しました。
「自分には能力がない。」と強く思っている人にとっては、1年後の目標を立てると焦ってしまい逆効果。
アファーメーションをするにはその人の自信に応じた最終期限が必要だとわかります。
目標達成に自信がない人には最終期限を遠くにおいて、さかのぼりながら1年後に目標を再設定するほうが、効果が高くなることがわかりました。
本当に必要とする未来か
相談者の方が答えた未来が、他者の価値観を反映させた理想の未来だと、本人が心から実現させたい未来とズレが生じる場合があります。
たとえば世間体や虚栄心、親を安心させたいなどの気持ちから、とくに根拠はなく「月収を100万円にしたい。」といった答えが出る場合などが挙げられます。
ただし本人にも本心が見えないときがあります。ガマンの期間が長すぎて、理性で心にフタをしている場合です。
この場合には、一人でアファーメーションをしたところで、出てくる目標に感情がこもらず、ただ機械的に目標を唱えるだけの意味のない行為になってしまいます。
アファーメーションは成功すると効果は絶大だけど…
カウンセリングの現場でアファーメーションが成功したとき、相談者さんは嬉しそうに理想の未来について語り始めます。この嬉しい心理状態を繰り返し潜在意識に感じさせると、理想の未来に近づく努力を当然のように行うことができるようになります。
つまり、わざわざやる気を出さなくても、目標達成のプロセスさえも楽しいものと脳が感じ始めるのです。
ただし、潜在意識は感情が伴った状態でかつ、繰り返し送られる伝令しか認識できません。
しかも変化を嫌う性質があるので、アファーメーションそのものが面倒に感じて3日坊主になるパターンが非常に多くなります。だから一人でアファーメーションを行うと、効果がなかったり、できない自分に焦ったりする失敗が多くなるのです。
アファーメーションで潜在意識を書き換えるコツまとめ
アファーメーションでは、目標達成の最終期限の設定が重要で、さらに本心から実現したい未来を宣言しないと意味がない、というお話をしました。
一人で目標を整理して書き出すことは、ホンネが見えないほどにガマンを繰り返した人には大変難しい作業となります。
どう考えても理想の未来が浮かばない、そんなときにはカウンセラーを頼ってみてください。話したいことをただ話すだけで、あなたの本音を整理し、反発のないやりかたで潜在意識を書き換えていきます。
その際、どんな悩みにも徹底して寄り添い、理想の未来を設定後、今すぐできることを一緒に見つけます。
興味のある方は、お試しカウンセリングの料金・ご予約ページへお越しくださいね！
