アダルトチルドレンの赤ちゃん返りをチャンスに変える方法

regression

アダルトチルドレンが抱える悩みに

赤ちゃん返り」があります。

 

生きづらいのは過去の親のせいだ!

と怒りを自覚することで起こります。

 

親が好きなことをさせてくれなかった。

親の期待が重すぎた。

親が全然褒めてくれなかった。

親の愛情が足りなかった!

 

こんな怒りです。

この怒りを親に直接ぶつけるケースもあります。

 

 

すると、親は大人になった我が子に対して

罪悪感からご機嫌をとるようになり、

さらに赤ちゃん返りはエスカレート。

 

 

いくら親が謝っても、時間は戻りませんし、

本人が欲しいのは謝罪ではないからです。

 

 

「あなたは生きているだけで価値がある。」

という確かな実感がほしいので

謝罪なんかされても

手ごたえがなく余計にイライラします。

 

 

ただ、それができないときには、

こころは別の手段で

あなたにサインを送り続けます。

 

 

突然、会社の人間関係で攻撃的になったり

逆に悲観的になったりして、

多数派=社会に適応できなくなる。

 

 

もしくは家事や育児が全部嫌になって

すべて放り出したいかと思うと、

ぜんぶ自分で背負うべきだと

激しく自分を責め始める。

 

 

いずれにしても、

自分を心配して養育するように

周囲に働きかけるようになります。

 

 

もちろん無意識でしているので

周囲どころか本人さえも

「何を甘えているんだ!」と

自分を責めてしまいます。

 

 

これは2歳児におこる「イヤイヤ期」と同じで

ご飯を食べるのもイヤ!

でも取り上げられるのもイヤ!

じゃあどうしたいんだよ!

という状態の大人バージョンです。

 

 

実は本当に問題なのは、

仕事や家事のことじゃないのです。

 

 

本人も周囲も赤ちゃん返りが

なぜ出るかを知らないことが問題なのです。

 

本音や自分軸を取り戻すイヤイヤ期

大人になって赤ちゃん返りがでるのは

今まで我慢してきた心が

限界を超えて暴走している状態です。

 

この暴走があなたに送るのは、

「自分のやりたくないことをハッキリさせて!」

というサインなのです。

 

つまり本音と行動が一致していない時期が

限界を超えているということ。

 

 

自分では当たり前と思ってしていることが

他人の期待に応えるためだったことを

自覚するチャンスなのです。

 

 

この自覚が

本当に自分はどうしたいのか

という発想が初めて生まれます。

 

それを行動に移すことでようやく、

自分の心を自分で満たせるようになるのです。

 

ダメなことのように見える赤ちゃん返りは、

その瞬間から人生が輝く大チャンスになります。

 

周囲に求めてもキリがないことを知る

親、同僚、夫、妻など、

周囲に答えを求めてもキリはありません。

 

なぜなら本当の満足は

自分のなかにしかないからです。

 

自分が何を我慢していて

何がイヤで何が好きなのかを

丁寧に洗い出さない限り、

たとえ退職や離婚でイヤなことを離れても

生きづらさへの怒りはずっとついてきます。

 

実は私がそうでした。

 

上司がイヤで退職し、

独立して仕事をしても何か心はカラッポ。

母親にもさんざん悪態をつき、

言いたい不満は全部ぶちまけます。

 

 

一人で仕事をして、

ご飯を食べられれば

幸せになれるに違いない!

 

 

そんなふうに理想の状態と

錯覚していたゴールに苦労してたどりついても、

すぐにゴールは消えて

果てしなく遠い場所に幸せがあるように

思えてしまうのです。

 

 

そりゃ、人生が苦行の連続にもなるわ。

 

ここを自覚して自分をいたわり、

本当に欲しいものを洗い出さないと

何も満足ができない。

 

だから、周囲に求めてもキリがないのです。

 

するな⇒「したい」へシフトチェンジを!

たとえば「仕事へ行きたくない」

という考えを深めてても、

見えてくるのは不満だけです。

 

そうではなくて、

楽しく仕事がしたい

上司とビジネスライクで付き合いたい

同僚とは仲良くしたい

といった本音を探ってみます。

 

 

案外、嫌いで悩んでいた上司とも

仲良くしたかった自分が見えるかもしれません。

 

おもしろいことに、

仲良くしたい気持ちを自覚するだけで

優しい気持ちで上司を見ることができます。

 

それが相手にも伝わって

いつの間にか仲良くなって…

 

という相談者を何人も見てきました。

 

もちろん、仲良しがイイということじゃありません。

 

仕事上だけの関係でドライにしたい。

という望みだってかまわないのです。

 

大事なことは、

世間がイイと思うことではなく、

あなたがイイと思うことに

気づけるかどうかなのです。

 

だからこそ、

やりたかった他の仕事が見えてきて、

転職サイトに登録する人もいれば、

人事異動を申し出る勇気がでることもあります。

 

赤ちゃん返りをチャンスととらえて

自分の本音を探り出すことで

人生を大きく好転できるのです。

 

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